舞祭組肯定派ではないおたくが舞祭組のコンサートに行ってきました。

2018年2月28日。

「舞祭組のわっ!と驚く第1笑」の全国ツアーが終了しました。追加公演も含めた全21公演、4人とも本当にお疲れ様でした。

ひと段落ついたところで舞祭組のコンサートに行く前と行ったあとの心情の変化、そして今まで私が舞祭組に対して心のうちに秘めてたことをなんとなく吐き出したくなったので拙い文章ではありますが書いてみようと思います。

その前に。この1週間、自担に新しい仕事がたくさんまいこんできてまだ感情が追いついてません。まずドラマおめでとう。「○○な人の末路」。3年以上ぶりに本当に久しぶりに自担の演技をTVでみることができて嬉しいです。

そしてコンサート。西武ドームではあるけれど5大ドームツアー決定おめでとう。びっくりしました。ドームツアーについては後からふれたいと思います。

私は千賀担で、それはそれはステージでキラキラしているかっこいい千ちゃんが大好きで。堕ちたきっかけもバラエティーや舞祭組での活動からではなくかっこよくガシガシドヤ顔で踊っているところでした。私が千賀担になるときにはすでに舞祭組は出来あがっていたので、普通のジャニーズのアイドルを応援するのとはわけが違い、今後それなりにみたくない貶しや弄りの部分もみながら応援しなきゃいけないんだなと覚悟をしたのを覚えてます。

でも応援する中で、なんでこんなに肌質も含め綺麗な顔をした人が、なんでこんなにダンススキルのある人が、なんでこんなにアイドル適正のある人が、舞祭組というグループにいるんだろう。4人まとめて歌ヘタって思われてるんだろう。

千ちゃんを知れば知るほど、今彼が立っている境遇と立ち位置に納得できなくて悲しくなったこともありました。

特に2016年ぐらいはキスマイ本体も某事情が絡んでいるのか仕事が減っていたこともあり、私の中での千賀担闇期でした。「本当は歌もダンスも絵も作曲もできるのに。俳句だって頑張ってるのに。こんなに才能に溢れてるのに世の中の人はそれを知らない。千賀くんのできない部分だけが取り上げられる。プレバト以外で評価される場がない。つらい。とりあえず世に1回ぐらい千ちゃんの魅力が存分に発信される世界が来て欲しい。」と思ってました。

知人からも「え、あの千賀が好きなの?変わってるね、どこが好きなの?」と言われたことがあったので、私が応援してるのは人気もお顔もそこそこで歌もドラマもそこそこの舞祭組の千賀健永じゃなくて!!!何かを表現する才能に溢れていてキラキラして眩しいくらいにTHEアイドルな千賀健永なの!!!って堂々と言えるようなコンテンツが欲しかったのかもしれないです。私は説明が下手なので「イロモノ扱いされてるけど本当はアイドルをするために生まれてきたようなアイドルに向いてる人なんだよ〜」って言うのが精一杯でした。でもそれを思い続けるのもだんだん疲れてきてしまいには「もう千ちゃんの魅力なんで誰も気づかなくていい、知ってる人だけが知ってればいいんだ。もういいもん」って諦めてました。

それから次第に舞祭組の活動が減り、ミューコロのアルバムの歌割りでも後ろ4人の分量が前作より明らかに変わって自担のソロパートが増えたりして、格差なくなった?舞祭組解散したのかな?と思っていたのですが、その矢先の舞祭組のコンサートの発表。私は舞祭組肯定派ではなかったので不安でしかありませんでした。でも千ちゃんを生でみたかったからとりあえず数公演申し込みましたが案の定後日ジャケ写をみて泣きました。渋谷にその看板置かないでよと思いました。アルバムを試聴して泣きました。好きな歌がなくて悲しくて。結局初回Bしか買いませんでした。コンサートも当たってしまったけど行きたくないって思ってしまいました。

そんなもやっとした気持ちを抱えてのツアー当日。私は名古屋の2日目と福岡のオーラスに行ってきました。

ぶっさっさーからのOP。

2018年、初めてステージ上でみた千ちゃんは私にケツを向けて待機していました。「あ〜みるのキツいな〜」と思ってしまいました。ただ公演が進むにつれて心がすーーっとしていきました。千ちゃんは終始とっても楽しそうに踊っていて心から笑っていました。公演の内容は完璧ではないけれど、4人で知恵を絞ってつくりだしたんだなって。不器用なりに頑張ったんだなって。おたくたちの温かい雰囲気も相まって非常に人間味の溢れたコンサートでジャニーズのコンサートではあまりみることができないような不思議な空間でした。千ちゃんは舞祭組に対してなにか吹っ切れたような感じで自分の進む道は間違ってないって表情をしていて別の意味でキラキラしてました。もちろんF&LのようなTHEアイドルな演出もみれて嬉しかったです。

福岡オーラスではダブルアンコールで一人ひとりがおたくに向けて挨拶をしてくれました。キスマイのコンサートではおたくに感謝を述べたりする時間はあまりないのでとても新鮮でした。(関ジャニとかWESTのDVDを観たときはこんな一人ひとりが話す時間があるのかとびっくりしました)

千)Kis-My-Ft2に持ち帰って、4人でもっともっとアイドルとして成長していけたらいいなと思いました。

宮)Kis-My-Ft2に持ち帰って、さらにでっかいグループになるから!このライブ、この公演に来てくれたみんなを絶対後悔させないようなすげぇグループになるから!

いろいろ4人が述べてましたが、特に私の心にグッときたのはこの部分です。まず千ちゃんが「アイドルとして」成長したいと言ってくれたこと。まだまだ発展途上で進化し続けるって宣言してくれたこと。嬉しかったです。宮っちはドームツアーが楽しみになるような宣言をしてくれました。なぜだかわからないけど凄く説得力がありました。彼らならやってくれると思いました。

「自担が頑張ってるんだったら、その活動は応援すべきだ」というのがファンとして当然だと思います。ただ舞祭組に関しては素直に応援できない葛藤を抱えていたファンもいると思います。私もその1人でした。特にてぃーてれはもうそれは苦手中の苦手な歌で。そもそも自担が乗り気じゃないのにどう楽しめっていうんだって当時歌番組をみながら悪態ついてました。でも今回のコンサートは、「ぶっちゃけ舞祭組が好きじゃない人もいるよね、それでもいいよ。それぞれが好きなスタンスで応援してくれればいいよ。」って言ってくれてるようでした。語彙力が乏しく上手く伝えられないのが残念ですが、舞祭組を素直に応援できないことへの罪悪感を取り除いてくれるようなコンサートでした。今までのもやもやを救ってくれました。

そしてホールツアーからドームツアーへ。

約2ヶ月の間にこんなにキャパが変わる会場でコンサートをするジャニーズを未だかつてみたことありません。

ホールツアーの開催、そしてドームツアーの発表を通して舞祭組の良さがわかりました。「会えるアイドル触れられるアイドル親近感のわくアイドル」でありながら、ドームのでっかい会場では神格化されたアイドルに変貌するところです。ホールではあれだけおたくとフレンドリーに会話していたのに、手を伸ばせば届く距離にいたのに。ドームではできません。人間味溢れる彼らなのに、5万5千人の前ではTVの中の人だ!!っていうぐらい遠い存在になってしまうんだなっていうのが、まさに舞祭組にしかないポジションだと思います。ジャニーズ内で、その唯一無二なポジションを手にしたことを私は誇らしく思います。その振り幅を上手く活かして今後もアイドル活動を頑張ってください。と心から思えるようになりました。

最後に。千ちゃん。

やっぱりあなたは最高のアイドル。舞祭組だろうがなんだろうが常におたくがみたいことを提供してくれる頑張り屋さん。何にでも一生懸命頑張るあなたが大好きです。これからも応援しています。

そろそろ本気Exitみたいなー(笑)